2017年8月22日火曜日

魚肉SR塾組み上げ編。

前回のバラしから1か月。
各自必要パーツ買い込んで7月末日組み上げとなる。
と思ったら、うおぉ・・・・

ものの見事に隣の敷地の葛(くず)に飲み込まれていた
我が魚肉スピードの駐車スペース
樹海・雲海ならず葛海。
先ず雑草刈りから始まる(苦笑)

さて、車両もサルベージ出来たw
いざEg組付けを始めようかね。

まぁ先ずは各部徹底洗浄からね。

タツヤさんも大樹もシリンダーは黒ペイントをチョイス。



ん?ヒサヲ&ジーザス、そこ何やってんの?

チェーンソーOHしとりました(笑)

洗浄も完了したのでバルブの当たりチェック始めます。

バルブのシール面に大樹が塗っているのは

そ、光明丹っすね。
どんなに近代化してもチェックアイテムは昔と変わらず。
出来るだけ薄く塗れよ。じゃないと全部OKになっちゃうから。

はい、じゃあ挿し込んでみよう。
むぎゅー。

で、やっぱ普通に当たりにバラつきありますからね。
中目のコンパウンドから細目までやっときますか。
あ、ここだけはエアーバルブラッパー使います。
1度でもエアラッパー使っちゃうとタコ棒自力にはもう戻れませんw

ラップ中。

ほいさ。当たりばっちり出たから組付けましょ。

バルブスプリングを工具で縮めて

隙間からコッターをそっと挿し込んで工具解除。

OK。バルブ無事にEgに戻りました。
タツヤさんも大樹も外しの工程ちゃんと覚えていたので
組付けも説明ほぼ無しでスムーズに。

ではいよいよ組み上げといきますか。



遊ぶ魚肉娘(笑)

二人が一番苦労したのがこのシリンダー嵌め込み。
真っ直ぐ下ろしつつカムチェーン持ち上げつつ
ピストンリング1個ずつ押し入れつつ。
これに四苦八苦(笑)
勿論リング縮めとくお助けツールは使わせない。
それを使わない事で各部パーツのEg内での「仕事」がよく理解るからだ。
それに馴れりゃあんなツール無くても組めるてw

カムを搭載してチェーンを回して動きのチェック。
フライホイールを回すとバルブが動き出す。
大樹&タツヤさん
「自分でバラしてから組むとこの動きのメカニズム、めっちゃ理解出来る!!」


そーなんす。
自分でやればこそ「頭だけ理解出来てる」が
自らの手にも指示を出せる様にもなるんです。
自分の愛車との距離が物凄い縮まりますものね。

「あれ?オイルフィルターとエンヂンオイル用意してなくね?」
ザンネンな魚肉はうっかり失念していて
慌ててヒサヲとワタシMuneで買いに出る(苦笑)
戻ったらEgは車体に搭載されていた。

ま、ここまで来ればあとちょいです。

大樹の車体は外装の載せ替えがあるから今日はここまで。
タツヤさんは乗って帰るから一気に組み上げます。

元あった形に戻すだけなのでまぁスムーズにいきます。

と思ったらタツヤさんやってもうた。
長さの違うボルトを突っ込んで締めこんでしまい
事もあろうにクランクケースに「バキッ」と音がしてクラック入れてもうた。

「ぬああぁぁぁ!!やってまいましたぁぁぁぁ!!!」
絶望感から西武線に飛び込もうとするタツヤ氏。
「早まるな!ここフライホイールの場所だからオイル漏れないから!!」
どうにか治る事が理解り一命を取り留めたタツヤ氏。
水入らない様に後日ツネちゃんにTig打ってもらいました。


すっかり夜ですね。



こうしてSR塾組み上げは2台終了。
タツヤさんは無事に快調にOHの終わったSR乗って帰りました。
残る1台、森のSRは森が8月半ばまで仕事が夜勤なので
それでは仕事にも作業にも差し支えるだろ、と
別個で9月あたまにやる事にしました。


自分の愛車を出来る限り自分でやってみる。
無論あてずっぽうやネット観ながらなんて問題外です。
ネットに書いてある事の全てが真実だとは言えませんから。
結果ショップでやってもらうより高くつく事もあります。
無理にやって壊したり手順間違えてEg壊したり、ね。
だから安く済ませたい考えの人はやらない方がいいです。
そっちのベクトルじゃなくて、愛車との距離を縮めたい。
愛車の出すHELPに逐一気付ける主でありたい。
そんな人にはお勧めですね。

そんな感じの魚肉SR塾でゴザイマシタ♪

byMune