2011年11月9日水曜日

魚肉カブエンジン禄。



夏の耐久で半クラ王子が半クラして半壊した魚肉カブエンジンを
ACTS2011最終戦前に修理したのでその記録を掲載するですよ。



ピストンはTKRJ製のCD90用0.5mmオーバーサイズで排気量は87.7cc。
シリンダーは元々使ってたのがなぜか一部フィンが意図的に削られていたので
中古サビサビ品をヤフオクでゲットし
POR下処理ののちシリコンラッカー吹きで黒色化。

ボーリングは井上さんトコで指定クリアランス0.04mm
しかし加工後の返送時に輸送トラブルが
わたくしと運送屋との連携プレーで見事に演出事なきを得。

でシリンダー&ピストン&リング&ピンは
ムラタさんトコでWPC&モリショット写真は上記加工が全部すんだ後ね。




バルブはフェース(当たり面ね)の研磨&ヘッド側はシートカット当たり幅0.8mm。
作業は内燃機屋で機械を借りて自分。
すり合わせはそこそこで止めヤリ過ぎは当たり幅を広げるだけだからね。




作業を長引かせる要因だったミッションシャフトのスラストワッシャー。
1.5mm厚のただの円盤外径は13.5mm。
それまではナシで走ってたんだけどないとヤバいでしょ。
「ナシでよくね?」とか言う神田川のメカニックが信用なりません。
コレ焼き入ってるんだが次期エンジン用に造れるかの。




ガレージ・アルカトラズの作業台が小さいのでこんなごちゃごちゃ環境の中で組み上げ。
ミッショントラブルはあったが結果的に調子良好だからマアいいか。


by 鯨Boy

業務連絡:MUNEさま、ラベルにCL450追加希望。