2016年3月24日木曜日

2016 第10回チキチキVMX

万年2位、神山(笑)
今回はサンダークラス国産車は出走が全部で3台。
なんぞそれ、完走すれば表彰台やんけw
KAWASAKIのW1、メグロSGと闘うおクジラ様。
これ、1位以外はもう認められないねwww

「だ、だ、Wの方脚伸ばして超戦闘力ありそうっす。。。」
偵察に行って完全にビビる神山。
そしてメグロの方も大変ライディングの巧い常連の方。
その方は複数台持ち込んでエントリーしてるタフガイでもある。
心理戦で完全に堕ちたターキー&チキン神山。
一瞬Wの人のミスで首位を奪うも
その周回で自ら自爆、そのままレースは終わる。。。。

万年2位。ちーんw

レースでは同じく出走してた魚肉にすら周回遅れにされそうになったナガオ。





でもこのままじゃいけないって事に気付いただけさ~♪
byブルーハーツ。
何を思ったかレース終了後裏の急斜面の土手をヒルクライムし始めた。
しかも助走無し・Eg回転数トルク無し・敢えて勾配きつい方に挑んで(笑)
観ていて「絶対落ちる無理ゲーこれ」としか思ってなかったが
ナガオヒサオは凛々しい位に上しか見ていなかった。



そして

















登り切る直前にリップに引っ掛かった。
転げ落ちると思ったが
ヘラクレスみたいにヒサヲは必死で車体を支えてた。
でもあれはどー考えてもそれ以上動けないだろうw



「ヒサヲーーー!!!!」
我々は今目の前で1UPを果たした勇者を救いに向かう



「ヒサヲーーーー!!!!」
もう我々は何故助走無しで登ったのか、
あんな低回転で登れると判断したのか、
勇者の前ではそんな事はどうでもよくなっていた。

「ヒサヲーーーー!!!!」
車体を支えるのが精一杯で
命の灯が消えそうな勇者を助けたい一心で
我々は必死で丘を駆け上った。
若い森が真っ先に辿り着く。若さには勝てない。
同じく若いわっかはそれをカメラで記憶する。あんま助ける気が無いw
その狭間でおじさんは転落しないよう只ひたすらに登る。
この1枚にロバートキャパに匹敵する「厳しい世界の縮図」、がある。

ヒサヲ、とっくのとうに限界が来ていたのか
森の到着と同時に自決を試みる

そうはさせない!
こんな美味しいネタ、死んで終わりになんかさせない!
何としてでも助け出して一生笑うんだwww
生きるんだ!!ヒサヲーーー!!!!

九死に一生を得たヒサヲ

登ったものは降りなきゃならん(笑)
「正直初めてだと登りより怖いよ」
「ぅああぁぁ、ホントだこれまぢで怖ぇぇ」
ホントにどうして登ったのか全く理解らない。
一応下りのコツを教えてはおく。
やってみそ。

画像で見るより上からの光景は数倍怖いのですよ、ダウンヒルってw
さぁ、最後の男を魅せるんだ、ヒサヲ!!!

かくしてヒサヲは確実に1UPを果たした(笑)
無駄に面白い。それが魚肉クルーwww





Text by:Mune