2019年9月17日火曜日

ありがとう、Fun Daとカブ。

9月1日。東北でさんざんお世話になったモトクロスレース、
Fun da Donuts Cupが10年の幕を閉じるという事なので
その最終戦に参戦すべく魚肉は一路東北を目指した。
初回に参戦した時に旧車2台が何かとトラブり
その次参戦した時には旧車ではないのにトラブりと、
無駄に面白いエピソードばかり残してきたので
ファンダの面々に「今回無事に来れるんすか?」と揶揄された。
なので我々は最終戦位はレースそのものに集中しようと
今回最新のトランポをレンタルして東北へと向かう。

前日土曜の深夜に出発して東北道を北へとひた走る。

最新鋭凄いよ、普通にトラブル起きないwww
今回遠征したメンバーはこのレースの数日後
やっと骨折の手術の全てが終わり、
いよいよ単車復帰直前のジーザスと

こんちゃん夫妻。アキちゃん久しぶりだね~~♪
という事は走るのワタシMuneとこんちゃんの2名になる。
実はワタシとこんちゃん2人で走ると過去ロクな事起きてない
リンクの名古屋JOINTSの時も夜走りの時も秩父ツーの時も
2人の車体に何かしらトラブルがギャグなのかっちゅう位起きる。
こんな2人でライディングして果たして完走出来るんだろか。。。。

去年はニーラーも持参したサザンサーキット。

到着や否や佐藤さんが
「魚肉の皆さんに差し入れです!!」って地酒を♪
おおぉ!なんかすみません!!
これレポート上げてる今週末クルーで集まって戴きます♪
っていうか佐藤さん東京出てきたら魚肉ガレージで
意識不明になるまでお酒ご馳走しますwww

わ、デラさんだ!!
自費で東北のちびっ子達の為に小さいモトクロッサー用意して
キッズ達のライディングスクール開いてる凄い人想いな方です。
でも閉会式のじゃんけん大会で公然と大人の玩具を景品で出すという
聖人なんだか堕天使なんだか理解らない人ですwww

NOXで大都市ではもう滅多にお目にかかれない4ナンバーが
東北故にいっぱいおります。
初代ハイラックス、いいなぁ~

朝のフリー走行。
カメラを向けるとしっかりポーズくれるキッズ。
デラさんの教育の賜物と思われる(笑)
可愛い♪


我々魚肉も実はこのカブはこのレースをもって引退と決めていた。
ファンダと同じく10年間走り続けてきた魔改造カブ。
もうね、乗り過ぎてあちこち疲労困憊。
ビジクロスのカテゴリーがこれで無くなった今、
魚肉ガレージの置き場の問題と
クルーの殆どが自身のマシン所有するようになった事から
これで引退を決定した。
最後のレースだよ、カブ。
ライダーがワタシとこんちゃんだとめっちゃ不安だろうけど
ま、頼むわ(笑)

久しぶりにドーナツもろたw

夜通しの運転で燃え尽きてたからそっと置いといた。
起きた頃にはチョコがドロドロだろう。

すっかり秋空ではあるけれど、やっぱ暑い1日になりそうやね。


Gyroさんの奥さん、ジャイ子さん。
ワタシと従兄妹という設定になっている。
多分共通点は大酒呑みというところ(笑)

開会式。

KIDS達の選手宣誓。


当日MCを務めたシャドゥ國本氏。
1日Full Speed Ahedでしゃべり続ける渾身のトークや
脳が考える前に舌が動くそのマシンガンっぷり、流石はプロDJ。
まるでピストン西沢やバカボン鬼塚、
マンボウやしろややまだひさしを聴いているようで流石でゴザイマシタ。
例に挙げたパーソナリティで話術の方向性察してください(笑)

武田さんによる1日の流れの説明と

小池さんによるコースとルールの説明。
Gyroさん含めこのお三方にはホントお世話になりんした。

んじゃ先ずはキッズレースから。

Gyroさんトコの双子マキトユキト。
双子でもうYAMAHA党とSUZUKI党なのか?と思ったら
親の購入事情らしい(笑)

1列に整列して

ほい、スタート。
これが東北のキッズ結構速い。
気軽に走れる環境がいっぱいあるんだろな。

さて、ファンダにとっても我々のカブにとっても
これが公式戦では最後のレースとなります。

 トップバッター、務めさせて頂きます。

稲ちゃんだ♪
相変わらず耐久一人で走りきる「アイアンマンクラス」だそうで。
「前回の5時間と比べれば今回3時間なので余裕っす」
と言っておりましたが、
マシンが音を上げてしまっておりました。

わぁ、暑くなりそうだなぁ。。。。

クラスごとにスタートするので先ずはアイアンマンから。
次に我々のエントリーしたオープンクラスになります。

マキトだかユキトだかがEgスタートで自分のマシンの音が聞こえないのでしょう、
確認がてらにじる様に前に出てEg始動確認してた。
「ほほぅ♪手慣れておるよのぅキッズよ♪」と感心してたら
マキトだかユキトだかにスタートラインの前塞がれたw
でもいいのさ。大人も子供もみんなで遊ぶレースなんだから、
そんなスタートラインでいちいちカッカしないっちゅうの。
むしろスタート直前の混戦で後ろ走ってあげて守ってあげようとしたら
マキトだかユキトだか、まぁまぁ速かったwww



正直、今回のカブは実によく走ってくれた。
ラストレースだけど、参戦しないけど
矢部っちと神山が万全の整備をしてくれた。
彼らの為にも最後くらいは結果残したい。


1人概ね40分程周回を重ねては交代。
ペースも悪くない。
表彰台は難しくとも入賞は狙えそうだ。



気持ち悪い位快調に走るワタシとこんちゃん(笑)


オンとオフの混合コースなので
途中からサーキットのコースを離脱して丘へと駆け上っていく。

そしてブッシュを一気に駆け降りる。
ラストレースと決めていたから
カブには過酷だろうがこの丘全速で駆け降りる。
あちこち金属音の悲鳴が聞こえる。


コース全容はこんな感じです。
説明byシャドゥ國本氏。
このブッシュ下りを全開で下っていくカブ映ってます。
しっかり走ってる風情ですが
ほぼ大気圏に突入しちゃったザクみたいな分解間際です(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=KGhur2nPKfE#action=share

むしろオンのコース走り慣れてないこんちゃん。
最初ブロックタイヤに手探り状態で走行していたが、
徐々に調子に乗るw


後半ブロックちぎれる程攻めておった(笑)

懐かしのACTSコイン入れていく料金所方式。
これが最後に我々に牙剥いてくるとは。。。。

キッズ達のMoto GP(笑)

これが丘のてっぺん。

重大事故防ぐためにこの頂上で1回狭くしてクールダウンさせてた。

でもここでも前キッズやレディース(初心者)走ってるのに
フロント突っ込んで無理にイン刺してくるライダーがままいた。



オンのタイヤ選択してきたチームはこのぬかるみで結構殺られてたw

キッズを手助けしてるオフィシャル。
そう、あくまで遊びなんだからあんまカッカしないで愉しもうよ。

残り1時間切ったところでクラッチが切れなくなる。
シフトアップはクラッチ無しでも簡単に出来るけど
シフトダウンは相当気を付けないとEgブローしてしまう。
何よりコイン入れが超絶ネックになってしまう。
毎回Egストールしてしまうのだ。
これで確実にペースが落ちていった。
こんちゃんが遂にピット入って来た。

車体確認して原因突き詰めた。
クラッチのアジャスターが緩んで完全に緩んだ状態になってた。
急いで張り直してスクリューを固定。
何てことない、これでカブ治ってしまった。
間違いなくこれが原因のEgストールとピットインで4周はロスした。
くそぅ、悔しい。

カブのせいではないね、出走前にそこ観なかった我々のせい。
その後カブは何事も無く周回を重ね、
最後のチェッカーでこんちゃんがワタシに譲ってくれた。

正真正銘のレースでのラストラン、いってきます!

そして3時間走り切りました。
この4周程のロスなければ入賞出来てたんだよな。
結果は結果。この不甲斐なさはカブではなく我々、だ。
でも愉しかったよ、カブ。そしてファンダ。

遠征のもう一つの楽しみはお宿。
今回は山形の蔵王温泉のペンション。
と思ってたが、実際宿入ったらびっくり。
これ、ペンションじゃなくて旅館ぢゃね?

囲炉裏あるがや!!

よく理解んないけどかしこまってしまったがやw

日曜日なので宿泊は我々クルー4名だけ。
温泉独占状態♪
身体にお絵描きあるワタシには最高に嬉しい環境♪
ひゃっほぅ♪

山形なのに中がマヤアステカだったけどw

ご飯~

どうやらここ、昼間はお蕎麦屋さんで
夜小さく宿泊客おもてなししてペンションになってるらしい。


これ、まだほんの一部。
お蕎麦も勿論出てきました!!

いやぁ、お腹いっぱいです♪
ご馳走様でした♪

涅槃へと旅立って逝ったブッダ。

自分でドア開けて中入ってきちゃう賢いぬこ様と

まだやんちゃで上のぬこ様にぶっ叩かれてたイッヌが可愛かった♪

翌日、ゆっくりと東京へ戻る。
時速100㎞で移動する精米機を発見。
10㎏精米終わったら隣町にいると思われる。


余裕もって帰ったのでガレージで洗車。


思えば10年前、千葉まで¥1,000で譲り受けたこの鉄屑から始まったんだな。

初期メンバーでこれを立ち上げて制作してペイントして、
EgはCD90ベースで造り上げてさ。


今はもうモトクロス引退したけど
おじちゃんも最初の頃は乗って走ってたんだよな。
毎回未帰還でどっかで止まってたけどwww

まさあきはこの時の「ひさし」の異様な長さが笑えるwww

今は矢部っちの奥さんになったYumi嬢も乗ってた。
交代で乗りたくなくてBEER呑んで逃げ回ってたけど(笑)

一番最初は神山は正式メンバーじゃなかったんだよね。
気が付いたら重要メンバーになってた。
というか正式加入してから神山の結婚式があって、
クルーでお呼ばれして披露宴赴いたら
新郎席が魚肉クルーで大半占めてた。
俺らはそこで気付いた。
「あいつ、これ目的だったんだ!!くそがぁぁぁぁ!!!」
披露宴終わったが神山はまだ魚肉にいる(笑)

これ、タイジュまだ中1だわ(苦笑)

最近RYUJI君乗ってねぇな。
また乗りに来いよー。魚肉クルーなんだし!!


この激マディのレースでチアノーゼになって顔面ブルーになったヒサヲ。
この後正式に魚肉に加入して今に至るんだよね。

ジーザス、カブ好きだったよなぁ。
まぁ初期メンバーにとっては特別な車体だったよね、カブ。

こんなわやくちゃなマディを幾度となく走ったカブ。

あー、ワタシこんな髪型の時もあったなw


程なくしてクルー増えたのでベンリィが加わった。
今はベンリィは先に引退して
タイジュの大学へのアシとして路上復帰してる。

魚肉ガレージまだなかった時には
こうして毎回ウチで整備やってたんだよね。
今となっては懐かしい。

一番最初のファンダ遠征の時だね、これ。
ライダーはなかじ。
帰りワタシの廃エースのクラッチが完全にご臨終して
なかじと2人廃エースで時速60㎞で東京まで走って帰ったんだよな。
毎回パーキングエリア入って休憩してたから
なかじ勝手にスタンプラリーやり始めたんだった(笑)

これは奈良でやってた頃のチキチキだね。
この「しもいち」のコースも高速コースで気持ち良かったな♪

で、ロングスイングアーム曲げて帰ってきたんだよ。

完全逆ガルアーム(笑)

飛んで降りる時に抜重(ばつじゅう)しなきゃ、こーなるわな。
ETみたいな飛び方してりゃそーなるわwww





そして若造森も加入したんだよね。



しかしマディ多いね(笑)







ACTSの真夏の耐久では色んなビジターも乗ったね。

タイジュが初めてカブ乗ったのは14歳か。
今じゃKE125乗ってるこいつに父親のワタシは追いつけない
(´;ω;`)

壊れては整備、壊れては整備を繰り返し。
一応これは整備中の写真です。




Fun da Donuts Cup、10年間お疲れ様。
閉会式での武田さんのスピーチ、
「手前味噌ながら我々の奥方、後ろ支えに尽力くれた奥方に拍手もらえますか」
ブース内で泣きじゃくる奥方観ておじさんのワタシも泣きました(笑)
あの光景にこのイベントの素晴らしさが全部出ていたと思います。

そしてカブ。10年間ありがとう。
立ち上げの時からだから、お前に乗ってないクルーはいないよ。
もしかしたらこれから加入するクルーがいたとしても
お前のタンクはずっとガレージに飾っておこうと思う。

次の10年に向かってゆるりと魚肉、やっていこう。